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●次郎柿の由来
「静岡県周智郡誌」によると、江戸末期の弘化年代に森町村の農家の松本治郎という人が、太田川の川原で柿の幼木を見つけ、これを持ち帰り自宅に植えたのが始まりです。
明治2年、付近から出火した火災により、柿の木が焼失してしまいましたが、再び根元より新しい芽を出し、それが成長して甘味豊かな実を結ぶようになりました。
町の人はこれを「次郎柿」と呼んで繁殖させました。今では甘柿の王様として各地に広まっています。次郎柿の原木は、昭和19年、県の天然記念物に指定され、大切に保存されています。明治41年、天皇・皇后両陛下に献上されて以来、毎年皇室に献上しています。
森町で柿の栽培が盛んになったのは、原産地であることはもちろんですが、太田川水系の地下水が豊富で、砂まじりの土地が次郎柿の栽培に適していることもあげられます。
森町柿部会では、平成20年から次郎柿発祥の地のPRとブランド化のため、名称を「治郎柿」として出荷しているようです。
「次郎(じろう)」は静岡県周智郡が原産の完全甘柿です。
見た目は平たい四角形で縦に浅い溝が4本あり、重さは250~300gほど。
熟した果実は濃い橙色をしていて、種はほとんど入っていません。
糖度が高くカリッとした食感で食味に優れています。
果実全体が色づいていて、ずっしりと重みを感じるもの。
果皮に張りがありツヤツヤとしていて
へたと実の間に隙間がないものがいいみたいです★
新聞紙などで包んでポリ袋に入れ、冷暗所で保存します。
次郎柿はかためでサクサクとした歯ごたえが特徴なので、この食感を味わいたいなら早めに食べましょう。
常温保存では2~3日程度で少しやわらかくなってきます。
すぐに食べられないときは、鮮度のよいうちにポリ袋に入れて密封し、冷蔵庫の野菜室に入れておくと軟化を少し遅らせることができるそうです‼
なんと次郎柿ワインがあるんです。
周智郡森町限定で売り出しているみたいなので気になる方はぜひ森町でゲットしてみては?
※販売については森町商工会をチェックしてみて下さい☆
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